太陽光発電と住宅③
皆さん、こんにちは。
本日は太陽光パネルを検討中もしくは設置を決めた方に向けて、より効果的な活用方法として
「蓄電池」のご紹介をします。
参考にしてみてください。
①蓄電池の役割とは
蓄電池の役割は、ずばり「電力を蓄えること」です。
太陽光発電設備では、太陽光を電力に変換する力があります。
しかし、リアルタイムで消費したり売電したりするのみで、保存が効かないのです。
蓄電池があれば、使う、売る以外にも保存という手段の選択が可能です。
使わない具材をしまうことができる冷蔵庫のようなものです。
②蓄電池は必要なものなのか
日中に作った電気をそのタイミングで利用することは可能ですが、夜間だったり災害時のような時に
使うことが出来ないこともあります。
「発電した電気を効率的に使いたい!」ということであれば必要な設備と言えるでしょう。
家庭用で今後導入が増える一番の理由としては、現在、国が固定で作った電気を買い取りしてくれる
固定買取価格制度(FIT)の価格が、 電力会社から電気を購入する金額よりも安くなっていることです。
ひと昔前であれば、作った電気を売った方が儲かったので売りに出す方が多かったのが、
今では自分で消費した方が安く済みます。
この状況の時に、夜間などの電力を賄う方法としては蓄電池を置いていないと、昼間に作った電気は
利用出来ません。
FIT価格が下降傾向にある点を考えると、蓄電池の必要性は今後も高まるでしょう。
③蓄電池を自宅に置く際の注意点
これから蓄電池の導入を予定している方は、設置する前に注意点も理解しておくと良いでしょう。
設置のために費やす金額の大きさや機器の取扱いなど、詳細まで理解した方が失敗は少ないからです。
機器によっては、広い設置スペースが必要になるかもしれません。
順に見ていきましょう。
(1)設置費用がかかる
蓄電池そのものの費用は、気軽に買える価格帯ではありません。
蓄電池の容量や機能などによって様々で、100万円~300万円程度は準備しておくと良いでしょう。
(2)充電回数が有限
蓄電池は、充電と放電を繰り返しながら使っていく仕組みになっています。
充放電回数にはある程度の目安があり、無限に繰り返すことはできません。
蓄電池には寿命があるということは頭に入れておきましょう。
せっかく一番高いのを購入したにも関わらず、ずっと使えるものだと思っている人もいらっしゃる
のではないでしょうか。
寿命としては、ひとまず15年~20年が目安と言われています。
(3)蓄電池の大きさ
蓄電池本体は、容量が大きくなればなるほど、サイズも大きくなる傾向にあります。
近年では小型化されたモデルも販売されていますが、場合によっては設置が困難になるかもしれません。
ご家庭であれば、エアコン室外機ほどのスペースは確保できると問題ないでしょう。
(4)蓄電池の費用
一般的には機器代金・設置費用を含めて100万円~300万円が目安です。
蓄電池のタイプによっても、導入費用が変わってきます。
設置費用に関しては、業者に一度相談してみるのもオススメです。
(5)特定負荷型か全負荷型かを選ぶ
蓄電池には二種類のタイプがあります。
それが特定負荷型と全負荷型です。
それぞれの違いについてみていきましょう。
・特定負荷型 特定の部屋や家電製品のみに電気を供給できるものになっています。
家中の電気を賄うことは出来ません。
メリットとしては、全負荷型よりも安い為、安価に導入できる点が挙げられます。
・全負荷型 全負荷型は家全体で電気を利用できるというのが特徴です。
二世帯のような大所帯であったり、オール電化であれば全負荷型の方が扱いやすいでしょう。
他にも様々な違いがありますので、お店に足を運んでみて下さい。
④まとめ
蓄電池は、日々の電気代節約や緊急時の備えなど、複数のメリットが実感できる設備です。
太陽光発電との併用はもちろんのこと、単体でもお得感を得られるため導入を検討してみては
いかがでしょうか。
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